私にとっての哲学

哲学ってどこか難しそうで生真面目で堅そうなイメージです。
哲学の本質は、人間がよりよく生きるために問いをたて概念をつくっていくことだと言われています。
でも普段の生活をする上でいちいち、なぜを問うてたら時間がいくらあっても足りません。
スマホは人類に幸せをもたらしたのか、それとも不幸に向かっているのか。
いくら考えてもそこに明確な答えはないし、日常生活はそんなに彩られません。
冒頭からすでにめんどくさいやつだと思われても仕方ありません。
ただ、はるか大昔のギリシャ時代から現代に至るまで考え継がれているのはきっとめちゃくちゃ大事なことだからです。
技術の進歩こそあれ人間の本質は大昔からそんなに変わっていません。
地球の誕生から今までの時間を時計に置き換えたとき、人間がいる時代は23時59分の時点だと言われています。
過去の哲学者が考えてきたことは普遍的で現代にも適応することがたくさんあります。
それぞれの大まかな言い分は知っておいて損することはないはずで、物事を考える時の基盤となり指標を与えてくれます。
道理であったり倫理であったり人間理解には欠かせない学問です。
人類にとって本当に大切なことであるはずなのに、あまりお金にはなりません。
ふと哲学的な問いをするならば、お店のホームページにこんなことを書いて誰の役にも立っていないこと。
お客様がホームページを見る目的はお店の情報であるはずだから。
そんなことはお構いなしに、哲学は心の拠り所になりうる大切な居場所です。

関連記事

  1. クリエイティブってなに

  2. 潜る期間

  3. あたたかい雨

  4. 悪いアウトプット

  5. 薄暮の街

  6. 田舎にあるお店についての考察