いい人であるために

一人一人がスマホを持つようになって、テック企業に個人のデータを管理され、行動パターンを読まれることで変わってきた生活様式は透明性が高まったことだと思う。
現実世界でもいつどこで誰が見ているかわからない。
すぐに動画だって撮れる。
プライベートという概念さえも今後変わっていくだろう。
公開できない、イコール、世間に言えないことをしている、という図式になるから。
社会全体に透明性が帯びるようになれば、つまりちょっとした悪いことがしづらくなる。
隠れてタバコを吸っていた学生時代が可愛く思える。
これからの時代を生き抜いていく上で、いい人であるというのはけっこう重要なキーワードで、仕事にも人間関係にも大きく影響していく。

いい人である条件とはなんだろう。
嘘をつかない、約束を守る、相手を尊重する、利益を還元する、などなど。
SDGsを見ても世界のトレンドはそちら側に向かっていることがわかる。
見えること、胸をはって言えること、透明なネット社会だからこそ人格や人徳をおろそかにしてはいけなくなってくる。
一般消費者のネットリテラシーも上がってきて、リサーチ力や検索上手な人を多く見かけるようになった。
誰の商品を買いたいか、どの企業の商品を買いたいか、何を大事にしていて、どんな世界を実現したいのか、思想の部分で判断されていく。
お客様から得た利益を豪遊に使っていると思われる人から商品を買いたくない、と思わせる世界線になっていくことが予想される。
報酬を何に使うのかは個人の自由なのだけれど、その不透明さにまた疑心暗鬼が生まれるのだ。
人徳は簡単に積めるものではないから、日頃の行いに気をつけたい。
得より徳。
行いの悪い人が淘汰され、世界中にいい人が増えるのはとってもいいこと。

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