心も体もテイクオフ

4月の前半は余裕がなくバタバタと駆け抜けてあっという間に過ぎてしまった。

休業体制に入って今までのいろんなことを整理するいい機会。

これからのことを考えると不安もたくさんあるけど、いったんは忘れて料理とも過去のしがらみとも、物理的な場所でさえ距離をとってみる。

飛行機の窓ガラスに当たる雨粒の軌跡がまるで涙を流しているように見えた。

人間である以上誰にだって一定の執着はある。

人やモノ、経験や肩書き、些細な気持ちにだって執着はある。

それらを断ち切る勇気と決断、本当に正しいかどうかもわからない。

周りから見たらいい歳をして青春ぶってることはイタいことかもしれないけど、やっぱり今しかできないことは今やっておきたいと思う。

お金も大事だけどぼくにとっては時間の方が優先度が高いだけの話。

そんな思い切った行動ができるのも運よく環境が整っていることもあるけど、最終的には自分が選択してきた結果だと言える。

ここまでそれなりに一生懸命やってきたつもり。

少しゆっくりと外の世界を眺めてみよう。

どんな新しい発見があるのだろう。

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