久しぶりのテイクアウト企画。
認知の力はやっぱり大きい。
テイクアウト専門店として始めたお店は、その認知でお客様のイメージが定着していると思った。
いろいろ試してみて、この立地、お店のサイズ感、最大公約数は最初のイメージが適しているのかもしれない。
とはいえ、同じことをしても二の舞なのでアップデートが必要なんだけど、いまだに明確な答えは見つからないまま。
それでもお客様が忘れずにいてくれていること、気にしてくれていること、楽しみにしてくれていること、そんな気持ちがお店を継続していて大きな支えになっている。
こうして企画をして実際に会って直接話をすると強く実感する。
求められること。
その期待に応えること。
万人の人がそのような環境に身を置いてるわけではないから、それがあるだけでも幸せなことだと思う。
求められていることは人によって様々ではあるけれど、大きなくくりで言うと自分の作る料理だということ。
大量に作るのはいつも大変だけど、無事に終えた時の達成感は心地いいもの。
仕事という場の人の関わり方として、自分が心地よくてお客様も満足している状態というのは理想の形。
無理をしすぎてしまう性格が事をややこしくさせているのだけど、理想の形は常に探っている。
今回の企画はいつもとは違う大きな気づきがあった。
自分もお客様もいいバランスで継続していけるような道筋が少し見えた気がした。
ひとつの同じ作業を継続できない性質を踏まえてできることは、考えて考えて変わっていくこと。
考える苦悩は伴うけれど変化をデフォルトにするスタイルもおもしろそうだ。