選ばれるためには

先日、東京からのお客様がご来店してくださった。
話を聞くと、目的は宝塚歌劇で前に来た時に
美味しかったからと、わざわざ予約をして来てくれた。
想像をする。
自分なら遠くへ旅行へ行ったなら、たとえ同じ場所でも
前に行ったところも美味しかったけど、
他に美味しいお店はないだろうかと検索する。
せっかく遠くから来たんだからと、
新しい思い出を持って帰りたいと思うはず。
それなのに、東京のお客様は当店を再度選んでくれた。
この上なく嬉しく、やっててよかったと思えた瞬間。
普段の営業の中で、相手に印象を残すのは、
計算してできるものではなくて、
偶然と偶然が偶然に重なって偶然にできることもある。
誰の心にいつ響くかわからないから、
ひとつひとつ丁寧な仕事を心かけないといけない。
人それぞれ感じることは、人の数だけ違う。
来てくれたお客様全員を感動させることは不可能で、
1度だけのご来店で終わる人がほとんどの中、
2度目以降がある人は、何か些細なことでも
印象に残るものがあったとも言える。
お客様は無意識に印象を感じ取ってるため、
言語化することが、むずかしかったりするけれど、
お店側は、しっかりそのデータを抽象化して、
次に活かさないといけない役割があると思っています。
自分の軸をぶらさない範囲で、お客様に合わせていく。
そうは言っても、
人と人は自然と共鳴し合うものでもあるから、
ありのままの自然体がベストかもしれない。
実はお客様がお店を選んでるようで、
お店側がお客様を選んでるということも
じゅうぶん言えるような気がしてならない。

宝塚歌劇にもコロナ感染者が出て、公演が一時中止に。
演者さんもスタッフも、こう状況が揺れていては
コンディションを整えるのも、モチベーションを保つにも、
きっとひと苦労のはず。楽しみにしていたお客様も、
遠くから来てる人はさらに辛い。
多くの人にとって厳しい状況が続きますが、
これを糧に、どうか良い方向に向かうことを願っています。

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