自分が相手のことを考えてとった行動で、
相手が喜んでくれると嬉しい。
サプライズだったり、プレゼントだったり。
好きな芸能人やアーティストを応援して、
その人が成長して活躍する姿を見てるのも、
同じようなことだと思う。
その自ら放った行為や応援が、活動や作品になり
共感や感動として、自分に返ってきて循環していく。
このことは人間が根本的に持ってる能力であり
本質的な優しさのような気がする。
その行いを仕事としてるがサービス業。
日本でもサービス業に従事してる人の割合は多い。
極論、どんな仕事も直接お客様と関わりがなくても
どこかでだれかのためになっている。
サービス業の中でも飲食店は特に、
生産から消費までの距離が短く、お客様と近いから
反応がダイレクトにあって、美味しいの一言や、
また来てもらえたりすると、嬉しくなる。
この感謝の交換は、お店をしてる人にとって
やりがいにもなるし、一番の魅力だと思う。
だれでもある程度お金があれば、簡単に始められるけど、
年々、廃業率が高くなっているように、
現実問題、飲食業界は濃いブラックで
持続的な経営をするのはとてもむずかしい。
サービス業の盲点は、サービスするということだけに、
人にかかるお金、人件費の占める割合が大きい。
チェーン店に行けば、タッチパネルで注文ができ、
ロボットや機械が挨拶からレジまでしてくれるけど、
人の心を動かすのは、やっぱり人にしかできない。
ブラックだとわかってても、お店を始める。
大変だけどお店を続けてる。
コロナの苦境に立たされながらも続けてる。
周りのみんなが悩み考え、がんばってる。
お客様の期待を背負い、応え、喜んでもらうために。
これは本来持ってる、
人間の喜びに起因してるものだと思うのです。