好きな世界観

周りの知ってる人が店舗展開などをして、自分のビジネスを拡大しているのを見ると羨ましく感じる時がある。
経営のセンスはやっぱり頭の賢さがものをいうのかと僻んでみたり。
若いうちから人生のキャリアを考えて、スキルの習得や人脈づくりなどの手順を踏んでいる人たちだけがきっと高みにいけるのだろう。
そんな人たちは自分よりも歳下であることが多い。
心が不安定な時はよく悔しい気持ちが頭にちらつく。

でも、店舗展開や事業を拡大することが人生のゴールではないし、全人類の正解ではない。
何を選択するかは個人の価値観によるものだ。
そりゃ大きくなればなるほど多くの人を幸せにできるし、雇用も生まれるし、利益も増えていい循環になっていく。
いいことばかりのようだけど、大きくなれば小回りがきかないようになったり、どこかに負荷がかかっていたり、他にも何かしらの代償はあるはず。

そのうちのひとつに独特の”世界観”が挙げられると思う。
例えば昨日書いたマザーハウスやミナペルホネン、家具なら大阪のTRUCKさん、雑貨なら奈良のくるみの木さん、他にも個人でやっているような宿泊系はそういうのが多い。
どれもゴリゴリのビジネス感は出ていなくて、うまく言葉には表せない”なんか好き”と思わせる空気感をまとっている。
ディズニーとジブリの世界観の違いが顕著でわかりやすい。
ビジネスを上手に回している人を見ると羨ましくもあるけど、ぼくは独特の世界観のある方に強く惹かれる。
万人には受けないかもしれないけど、好きな人はすごく好きという方がつながりに強度があってなんか人間っぽくていい。
たとえ少ないお客さんだったとしても、全員の顔と名前がわかるくらいの関係性の方があたたかくていい。
唯一無二の世界観は誰にも真似ができない。
そんな世界観がつくれたらいいなと思う。

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