楽しかったこと

4周年記念のパスタランチが終わった。

1日1組2名限定にしたのは、おろそかにしたくないから。

とはいえ、人見知りでコミュ障なもので、

知ってる人でも、毎回のように緊張していた。

でも実際にやってみると、もっと話したかったような

変な心地になってしまうのである。

普段はほとんど一人なので、口を開ける機会もないから

たまに話をすると、うまく話せるか不安になる。

ほんと上手に話をできる人が羨ましい。

1対1で作る料理は、周年イベントを考慮しても

採算なんてまるで合わないけど、

やっぱりお客様の満足度も高いし、

自分も目の前のお客様に集中して作れるから

余計な雑念が入ることなく向き合えるのは性にも合う。

全部出来立てが美味しいとは限らないけど、

温かい料理を、一番美味しい状態で

食べていただけることは、作り手も嬉しいし

お客様もきっと嬉しいはず。

その場に行って食べる臨場感や体験が、

このコロナ禍においては、忘れがちになっているけど、

お店に行って食べるという行為を通して、

お腹を満たす以外の楽しみがいくつもあることは

忘れてはいけないと思う。

お客様同士の会話もおもしろいし、

お客様との会話もおもしろかった。

普段、味わえない体験をこちらがさせてもらったような

感覚でとても楽しかったです。

ほんとはこういう対面での料理提供を

やりたいのかもしれないけど、やっぱり緊張する。。

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