フェイスブックやインスタグラムは7年前くらいから
始めたように記憶している。
当時は目新しく、身近な範囲でワイワイしていたくらい。
今となっては、日常に欠かせないほど、それらの
SNSに接続してる時間も長く、子供たちの世代だとさらに
社会問題になってるほど事態は深刻になっている。
一度見だしたら止まらないほどに、中毒性があり、
心に大きな負荷をかけ、死を選ぶ人もいる。
運営側は少しでもユーザーの滞在時間を長くしようと、
大量のデータから、各個人の行動パターンに合った
情報をこれでもかとおすすめしてくる。
恐らくほとんどが無駄な時間を奪われている現実に、
もはや気づけないほどに、当たり前な行動になりつつある。
人間の脳の容量なんて、大昔からそんなに変わらないのに、
他人の生活やフェイクニュースなんかに使っていては、
自分の人生を生きた心地もしなくなってくる。
どの時間帯に何を見て、どんな反応をしたとかを、
全て監視されているような社会で、その危険性を訴える
人も増えてるみたいだけど、変化のスピードが早く
法的なルールを作るにも追いついていない印象を受ける。
もちろん悪いことばかりではない。
商売をしてる人にとったら、宣伝ツールとしては、
ほんとにありがたい存在で、大いに活用させてもらった。
良質な情報は生きるヒントにもなるし、
個人が活躍できるチャンスとしては可能性がある。
何が自分にとって必要な情報かを見極め、
限られた人生の時間を、
無駄に過ごしてしまわないように気をつけたい。
そうするためには少し強い意志が必要だと思う。