やわらかく生きる

行動がすべてだと言われるけど、

勇気が必要だし、そう簡単に動けないのが人間。

やっぱりどれだけ知識を得たとしても、

実際に行動して経験してみないと、自分の血肉とならない。

社会的にも行動することで、世間体が悪くならないか、

周りの視線が気になって、一歩踏み出しづらい風潮がある。

特に日本は同調圧力が強くて、挑戦しづらい環境。

これを解決するには教育から見直さないといけないと思う。

育った環境も大きく影響していて、挑戦する人が周りに

少ないと、どうしても動きづらい空気になる。

殺伐とした都会の雰囲気もどうかと思うし、

情報が密になりすぎる田舎のコミニュティもどうかと思う。

そもそも人間の体は防衛本能で、現状維持を望んでいる。

でも実は現状維持で動かない方がリスクと言われていて、

環境への適応が、生存に必要な能力なのは

地球の歴史を見ても間違いない事実。

このままではいけないと強く思うからこそ、

その安心から脱却して負荷をかけてきたからこそ、

細胞レベルでも生命は進化してきたし、

壊しては作るというサイクルを回すことで、

文明は発展してきたと言っても過言ではない。

インターネットの登場で、そのサイクルが加速度的に

早くなっていることに、ついていけてなかったりする。

制度や世の中のルールに当てはめ過ぎず、頼り過ぎず、

思い込みを疑い、正解ではなく真理を見つけるための

行動を起こしていく。やわらかい思考がこれからの時代で

大切になってくるでしょう。

関連記事

  1. 子供と過ごせる時間

  2. 風景としての街

  3. 緊張ひとしお

  4. 片隅にある記憶

  5. 優しさとは想像力

  6. 老いの受容とアンチエイジングのバランス(質問回答編#3)