今を生きよう、なんてよく言われるけど
そう簡単にできないのは、テクノロジーの発達で
いろいろなことを知りすぎたからだと思う。
すぐに調べれることによって、なんでもわかってしまう。
自分よりランクの高い生活やステータスを持ってる
人生の勝ち組みたいなのと、どうしても比較してしまい
劣っているかのように不安になってしまう。
世界を知りすぎることで、比較ができるようになる。
嫉妬や競争心は人を成長させるひとつの要素だから、
一概に比較することを否定はしないけど、
知らないことやわからないことがあっていい時もある。
これは都会と田舎の情報格差にも当てはまるかもしれない。
満員電車にゆられて、周りにどう見られるかばかり
気にして、ストレスをたくさん抱え、プレッシャーを
感じながら生きてる人より、田舎で自分の時間を
生きてる人の方がどこか本質的に幸せそうな気がする。
途中にある景色を眺めるひまもなく、
いろんな物事がどんどん早くなり、
知りすぎることで、余計に不安をつくってしまう。
便利や快適を手に入れた分、失ったものはきっとあって、
それがストレスや健康や息苦しさであるなら、
ほんとにそれでいいのかと思ってしまう。
コロナが都会での生活を見直させようとしてるのは、
なにかのメッセージかもしれない。
なにが正解かは人それぞれだけど、
過去も未来も気にせずに、
今を生きれた方が、幸せなんだとはわかる。