久しぶりに日曜日の街に出ると、人の多さに疲れる。
年の瀬ということもあり、密なんてまるで気にしてない風。
職業柄、人の行動や会話、どんな人が何を買ってるのか、
自然と何気なく、ついつい観察してしまう。
飲食店に入ろうものなら、席数とか客層とか回転とか、
スタッフの動きや、サービスの質や売り上げなど、
いろんな情報を無意識的に察知してしまう。
自分でお店をするようになってから、
仕事と休日の境界が、あきらかになくなった。
会社に勤めている頃は、休日が待ち遠しかったけど、
今は、仕事に生かすためには、休日をどう過ごすかに
意識がシフトしてしまっている。
ましてや仕事というよりも、自分の将来のために
今何をしなければいけないかを、考えてるような感覚。
起業してる以上、責任は全部自分にあるし、
不安は常にあるし、先の見えない未来に対して、
しっかり予習して、少しでも判断力を高めないといけない。
間違った道を選べば、すぐに転落してしまうような
冷や冷やした人生を好んで選んでしまったのは、きっと
やりがいや生きがいや使命感から来るものだろう。
会社に勤めていては、どうしても依存してしまうし、
言い訳も作りやすくなってしまうのは仕方がない。
自分もそうだったし、環境が与える影響は大きいもの。
テイクアウトもデリバリーも完全予約制も失敗だったかも
しれないけど、全部自分で決めたこと、やってみて
はじめてわかったこと、考えてるだけではわからないこと、
そこで得られた経験は、自分だけが体験できたこと。
見方を変えれば、もはや前にしか進んでいない。
次に活かせばいいだけのはなし。
後で回収すればいいだけのはなし。