たくさん読まないと、うまく書けない。
たくさん聞かないと、うまく話せない。
インプット大なりアウトプット、という量的関係は、
見落としがちで普遍的な法則だと思っている。
何かの対象から情報を取り入れないことには、
自分の内側から表現できることに限界がある。
今日、とあるケーキ屋さんにインタビューをした。
前向きに相手の話しを聞くことに徹するというのは、
難しいものでもあるけど、興味深いものでもある。
人それぞれの価値観や考え方に違いがあって、
それを知れるのはとてもおもしろい。
人は往々にして自分の話を聞いてほしいもの。
相手に関心を持たれて嬉しくない人はいないはず。
歪んだものでなければだけど。
聞く側が全力で興味や関心を持てば、
相手も話すのがきっと楽しくなっていく。
とはいえまだまだ素人なので、勉強不足だけど
質問の仕方によっては、相手自身も気づいていない
魅力を発見して引き出すこともできる。
お互いにメリットがあっていいことだらけ。
一人の人間としっかり対話をするということは、
単純かつ千差万別で加工されていない
終わりのないコンテンツだと思えたのは良かった。
良い聞き手になるためには、
たくさん人の話を聞かないといけない。
そうして始めて話せるようになって書けるようになる。
時間を重ねるごとに価値が大きくなっていくもの。
ワインを熟成させるように、信用を積み重ねるように。
それをつくることが今おもしろい。
終わりがないからこそおもしろい。