ひとつだけのお店

今日はちょうど1ヶ月ぶりの通常営業だった。

久しぶりで少しドキドキしたのと、テイクアウトも同時進

行だったのでなんとなく落ち着かなかった。

でもパスタが食べれてひと安心。

お店はそのままだけど新しい営業形態になってどうなるこ

とやら。

なんか一年ごとに形態が変わってる気がするけど、それな

りに熟考した上での決断なのだ。

客観的に見ても何のお店なのか自分でも人に説明しづらい

から、きっとお客様も同じように惑わせてるに違いない。

自分の中では明確にわかっている考えでも、感覚として捉

えてる部分も多く、的確な言葉にすることが難しいし、相

手に本当の意味で伝わっているかどうかはどこまでいって

もわからないもの。

だからと言って伝える努力を怠ってはいけないし、発信す

る場所を失ってはいけない。

お店というのがまさに思想を発信する場所そのもの。

どんな想いで作っているのか、お客様にどんな気持ちにな

ってもらいたいのか。

記憶にもない何気ない一言でも、たった一人の誰かの心に

深くささって人生を変えることがあるかもしれない。

インターネットは、早さや便利さよりも遠くまで届く可能

性のあるところが最大のメリットだと思っている。

今も昔も相手に何かを伝えたいという気持ちは人が根源的

に持つ欲求だから大事にしていきたい。

何がやりたいのか何が言いたいのか理解してもらえない

かもしれないけど、ここにしかない唯一無二のお店である

ことは確かなのです。

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