生活動線の中にあること

ほとんどの人がめんどくさがりの性質を持っている。

そのめんどくさいを楽にさせてくれるのが、いろんな

サービスであり、そこにビジネスが生まれていく。

飲食業界でいうなら最近はデリバリーサービスが

増えてきて、これからもっと便利になっていくんだろう。

そんな便利のサイクルが余計に人を怠惰にしていくよう

な気もしたり。

めんどくさいを解消するためのサービスにお金を払って

いるということは、動ける人はそこに使うお金がうく。

何にお金を使うかは人それぞれだけど。

お店をどの場所で始めるかを決めるのは一大決心だ。

店舗の家賃は人の流れが多いところほど高くなるし、

地方に行けば家賃は安くなるけど集客に苦労する。

そのへんのマーケティング力のようなものは、

大手飲食チェーンに個人はとてもかなわない。

どんな年齢層の人が周りに住んでいるのか、

その街の地域性や文化の背景にあるものは何なのか。

リサーチすることが重要だとわかっていても、

素人にはなかなかわからないもの。

場所の大切さは今になってあらためて痛感する。

例えばパンが食べたくなったとして、

自分の好きなパン屋さんが近くにあっても、

いつも買い物に行く生活動線上にあるパン屋さんで

ついついすましてしまったりだとか。

ついでのちからは侮れない。

特に現代人はみんな忙しくなってきているので、

中途半端な近さだと自然と足が遠のいてしまう。

だからいっそのことわざわざ行くような場所にある

お店の方が逆にいいのかもしれない。

人のめんどくさいを考慮して生活動線を設計することも、

お店を始める上で大事な要素だと思う。

それは始めてみないとわからないことでもあるけど。

でもめんどくさいを超えるくらい魅力あるお店にすれば

どんな場所だったとしても全部解決できる。

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