また行きたくなるお店とは

たくさんのお店がある中で、また行きたくなるお店の理由って何だろう。
料理が美味しいから、だけではなくて、いろんな変数が組み合わさって、また行きたいとなる。
料理の味はもちろん、サービス、空間、価格、物理的距離、居心地、スタッフの人柄、人によっては評価している部分が他にもいくつかあると思う。
でもおそらく明確にこの理由でまた行きたいと答えれる人は少ないのでは。
それほどリアルで得られる体験は、思ってる以上に感覚的に捉えていて言語化することも難しかったりする。
自分がまた行きたいと思うお店はうまく言葉で説明できない。

利便性によるまた行きたいも要素として大きい。
家や会社の近くにあるからとか、ルーティン化した動線上にあればついつい利用する。
お店をしている側からしたら、出店をする場所で勝敗が決まるといっても過言ではない。
でも場所もひとつの変数に過ぎないので、他の要素を充実させてバランスを取ることが大事になってくる。
どれかひとつの変数が極端に欠けても、お客様はもう来てくれない。
その点においてはサービスや人柄の部分が一番大きく影響するだろう。
レビューサイトの低評価は接客態度の悪さがほとんどを占める上に、拡散性があるので細心の注意を払わないといけない。
反対に人柄さえ良ければ、ある程度の他の変数をカバーできるので、結局は人だよなとつくづく思う。
お店というのはお店を作った人の世界観が如実に投影される。
また行きたくなるお店というのは、その人に、その世界観に、また会いたくなるお店。

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