いわゆる成功というものは法則がない。
だれもが成功して人生を有意義に過ごしたいと思ってる。
たぶん。なにを基準に満足するかも人それぞれ。
反対に失敗はある程度、結果が数字で証明される。
料理を無料で提供したら確実にお店はつぶれる。
この成功とか失敗という概念を扱う分野が
経営センスではないかと思うわけです。
感性や心を大事にしている自分の信念には相反する
かもしれないけど、人生も仕事も恋愛も教育もお店など、
何においても結局は経営で、損得勘定ができるスキルは
欠かせないものであるような気がする。
当然と言えば当然だけど、資本主義社会の中で
暮らしてる以上、避けられない現実なのは否めない。
その意味において日本の教育では、
経営を学ぶ機会が他の国よりも圧倒的に少ない。
ものづくり、技術の面では世界的にも優位に立てるけど、
その先にある届け方や伝え方があって、
損得勘定があってこそ経済は循環していく。
教育の弱点を補うのは、とても根深い問題だけど、
経営を学ぶには座学だけで得れるものではなく、身をもって
体験することが何よりも大事だと経験を通して感じる。
不安という壁が行く手に立ちはだかるけど、
成功を得るためには、勇気を出して挑戦して、
時に犠牲にするものもあって、失敗という経験を
積み重ねた先にしかないものなんだ、きっと。