じゃあどうするか

考え方ひとつで世界の見え方は変わると思っているのは、出来事の解釈の仕方は人ぞれぞれだから。
同じことが起こってもポジティブにもネガティブにも捉えられる。
また自責にも他責にも捉えられる。
人はついついネガティブな感情を抱いたり、誰かや何かのせいにしてしまう。
自分は間違っていないとか、正当化する理由を探してしまう。
振り返ってみれば人生の大半はそんな感情ばかりが占めていたので、うまくいくはずもなく後悔したことは数えきれない。
後悔というか反省か。
それは出来事をマイナスの面でしか見えていなかっただけで、出来事そのものはただそこにあっただけ。
たとえ失敗したとしても、その経験を活かして次に活かせばいいだけの話。
たとえ理不尽なクレームがあったとしても、自分の環境設計のミスだと思えばいいだけの話。
物価が上がっているのも、コロナが来たことも、戦争が起きてるのも、全部自分のせい。
何かのせいにして、文句を言ったりネガティブな共感を集めても、何も進んでいないし大切な感情を消耗しているだけになってしまう。
時代の価値観なんて否応なく変わっていくし、この先も安定した環境が続いていくとは限らない。

じゃあどうするか。
何かの問題に直面した時、そんな意識を持つようにしている。
コロナが来た、じゃあどうするか。
インフレが来た、じゃあどうするか。
わからないなら考える、わからないなら試してみる。
物事をいち側面で見るのではなく、多面的に捉えて最適解を探し出す。
出来事はただ起きてるだけ。
どう捉えるかは自分の心もち次第。

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