組み合わせの妙

アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ、と誰かが言った。
ほんとにそうで突然変異の起こった新種の生物でない限り、あらゆる新しいものはすでに発見されている。
何と何を組み合わせるか、そのバランスの塩梅で新しいアイデアは生まれる。
うちのお店で言えば、お弁当×パスタ×デリ、何のお店か一言では言えないけど、ここにしかない新しい組み合わせ。
グルメサイトの方は、検索×記事×飲食店×人、の組み合わせがぼくなりの新しいアイデアだと思っている。(検索機能が実は超大事)
料理観を振り返ったように、言ってみれば料理も食材と食材の組み合わせでできていて、そこに調理法や魅せ方やセンスが追加されて完成する。
食材の相性や旬や定番も考慮しながら組み合わせていく。
料理はパズル的な要素があるかもしれない。
どんな組み合わせを考えるにもやっぱり知識と経験は欠かせない。
知らないとそもそも選択肢に上がってこないし、経験がないとどのような効能があるかわからないから。

人も同じで組み合わせ次第でよくも悪くもなる。
4番バッターが9人いてもチームとして機能しないだろうし、キーパーが11人いても成立しない。
バランスの取れた組み合わせが大事。
どの業界もいろんな役割の人がいて社会が回っている。
最小単位で言うと、作り手と売り手、クリエイターとマーケター(同じ意味だ)、この2人の組み合わせの相性さえよければ、けっこう最強だと思っている。
相乗効果で1人でやる何倍もの力を発揮できる。
遠くへ行きたいなら自分と違うタイプの人と組むといい。
その前にどこへ行きたいかが大事なのだけれど。
これは仕事に限った話ではなく、結婚も恋愛も組み合わせの妙で決まると思う。
(結婚と恋愛は知識と経験がかえって邪魔をするかもしれないなあ)

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