視座をあげて

蝉の鳴き声さえ追いついていないほど早くにやってきた暑い日々。
毎年のように暑くなっていく気候に人間はどこまで耐えられるのだろう。
暑すぎると身体のことだけではなく、気持ちの面でも支障が出てくる。
仕事に対するモチベーション、電気代を気にしながら使うエアコン、暑さはいろんな注意力も奪っていく。
真夏は飲食業界にとっても厳しくなる時期。
さらに物価上昇は心理的なダメージがとても大きい。
無意識のうちに消費を控えるだろうし、節約しないといけないと思ってしまう。
暑いと外に出ようとしなくなるし、食欲も落ちてしまう。
こうして現実を直視すると大変なことばかり。

いや、でも物事は捉え方次第でいかようにも変わる。
じゃあどうすればいいかを考える機会が与えられているわけだ。
だからと言って、かき氷などの冷たい料理を出すことや、値段の安い商品を用意することが正解だとは思えない。
一時的な施策は根本的な解決になっていなくて、もっと深い部分に問題が潜んでいる。
食文化の移り変わりや行動様式の変化、日本人の国民性、食に対する意識、他にも食を取り巻く環境も考慮してその中で何ができるのか何をするべきなのか。
点で見るのではなく線で物事を捉えないといけない。
そして考えれば考えるほど迷宮入りになってしまう。
それに答えが見つかっているなら、きっと今こんなところにいない。

これは弱音ではなく、何かが大きく変わるための準備段階から起こる不都合であって、その反動で業界がよくなると期待はしている。
なにひとつ根拠はないけど期待だけはしている。
その一端を担えれば嬉しいし、できればそのための勉強をすることに時間を使いたい。
そうして蝉の鳴き声を待ちわびる。

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