観察からはじまる

海のそばで住む人は海を見ても何も感じないのでしょうか
キラキラと水面に反射した光がつづく穏やかな海を車窓から眺めていると、ついうっとりと見惚れてしまいます。
炎と同じくらいずっと見ていられる海もまた自然が織りなす芸術です。
普段の日常にないもだからこうして心が動くのか、もとからある万物のエネルギーなのか、海のそばで住む人に聞いてみたいものです。
何を見て、何を感じ、何を想うか。
自分の中から湧き上がってきた感情には何かしら理由があるはずです。
過去の経験からかもしれないし、誰かの影響を受けたからかもしれないし。
観察をする視点は人によって様々です。

ぼくは仕事柄なのか性格なのか、いろんなものをよく観察します。
たぶん好きだから自然にできているのもあるのでしょう。
それは知的好奇心とつながるかもしれません。
何でそうなっているのか、どうしてそう思うのか。
身近な例で言うと他の人のメールアドレスやアカウント名や車のナンバーの由来はすごく気になったりします。
名付けの仕方で個性さえ見えてきます。
他にも仕事関係だと、コンビニでどんな人が何を買っているのかとか、外食した際には客席数、客単価、内装やサービス、などを見ていつも勉強しています。
ある意味で気持ち悪いくらいです。

書くことと観察することはとても相性がいいと思っています。
いかに風景を細かく切り取れるか、いかに感情の機微を細かく表現できるか。
外側の観察にも、内面の観察にもアンテナを張り、捉える語彙力が多ければ多いほど適切な言葉を充てることができるからです。
感じることも、書くことも、料理をすることも、すべては観察からはじまります。

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