生活のリアル

常連さまだけにランチボックスのデリバリーをしてみました。
たくさんこなせないので公表はしていません。
コロナになった時にデリバリーは一時期していたので段取りはわかります。
忙しい人のために夜ごはんのお役に立てたらと実験的にやってみたわけです。
現状の社会構造上、需要があるのは百も承知ですけど、デリバリーというのはリスクも大きくコストもかかるので運営する側としてはなかなか手を出しづらい領域です。
久しぶりだったので、まだなんとも答えは見つかっていませんが実際に足を運んで得れる情報は頭で考えているだけではわからないものです。
少しだけ交わす会話に生活者のリアルが垣間見えます。
共働き、家事や育児の大変さ、子供だけの留守番。
核家族化の行き着いた先は、ママさんの負担の多さと経済的不安から生まれる少子化の助長。
自分ごととしても経験しているので、その大変さには共感しかありません。
お金も時間も思考も体力も余裕がないことには悪循環になる一方です。
抜本的な改革は政治家に任せるとして、自分にできる小さな行いは料理を届けることだと思い、今回やってみました。
実感値としてあるのはお届けすると、お店で食事をするよりもとても感謝されます。
誰かの役に立ってる感は何よりのご褒美です。
不思議とお客様の顔や名前も強く印象に残ります。
お家の場所まで覚えてしまったり。
コロナの時に周ったデリバリーの場所は、たとえ一回行っただけなのに未だに覚えていたりします。
すごくすごく地道な作業だけど、お客さんとの関係性は濃いものになると信じています。

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