NFTを持つ意味

NFT持っていますか?
日本人でNFTを持っている人は約1万人と言われています。
テレビを見ないので世間でどのように語られているか詳しくありませんが、個人的に興味のある分野で日々情報を追っているのでNFTにはとても未来を感じています。
なのでぼくは実際にNFTを3つ持っています。
おそらくNFTを持つ意味がわからない、というのが多くの人の意見だと思われます。
メディアでもNFTの効能が的確に語られないのは、いろんな意味が含まれているからです。
がんばって説明してみます。

ざっくりと今の状況では、
・アート
・ファッション性
・投資
・会員証
・アイデンティティ
(他の用途もこれから増えていくでしょう)

人それぞれにNFTに求めている意味やNFTの作られた目的も違うので、一概にひとくくりにできないわけです。
ただのデジタルデータだと言われればそれまでですが、”自分が持っていることを誰の目から見ても証明されている”ということがとても重要だと思います。
NFTを成り立たせているブロックチェーンという技術がそれを可能にしています。

例えば、高価なブランドのバッグを持つ”意味”は自分のステータスを他者に見せつけたい人がほとんどでしょう。
自分の周りが人間以外の動物だけならそんなバッグはいらないはずです。
本質的に高価なバッグもNFTもそう変わりはありません。
自分の持ってるNFTはインターネット上に常時オープンな状態にあるので、他者がいつでも見れるわけです。
一番わかりやすいのがSNSに使われるアイコンの画像になります。
もはやアイコンはアイデンティティを象徴する入口となる場所です。
何を好んでいるのか、何を表明しているのかが、どんなNFTを持っているかでわかるようになったのです。
嘘がつけない世界、オープンな世界。
NFTは転売もできるので(できないのもある)、そこで株的な使い方が生まれるし、やりとりした履歴でさえも他者が見れるようになっています。

NFTを持つ意味を問われたなら、大きく捉えると自分そのものを形成していくこととそう変わりないと思っています。
とはいえ現段階でNFTを買うのはとても手順が難しく、リスクもあり法整備も追いついていません。
ただ確実に、誰でもスマホが使えるようになったように、NFTが生活に浸透するのは時間の問題でしょう。

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