たまにある試練

たまに焦るほどの遅刻をします。
遅刻と言っても、決められた時間に出勤しないといけないわけじゃないから
予定してた時間から遅れてしまうという意味合いです。
まあほぼほぼ、起きれないという理由です。
予約の状況や仕込みの段取り次第で、仕事を始める時間は日によって様々。
お断りしておかないといけないのは、遅刻をしたからといって
クオリティを落としてるわけではなくて、限りなくお客様に迷惑もかけてません。
不思議なことに、準備をする時間が短くなってしまった分、超集中します。
無駄のない動きをするようになるし、優先順位の見極めが鋭くなり、
段取りが的確になり、どうしても物理的に不可能なことがあるならば、
それに代替するアイデアが新しく生まれたりもします。
結局、この時間でも間に合うのなら、
普段いかに無駄のある動きをしてるのかと気付かされます。

たまに教えてくれてるんだと思うのです。
そんな早く行かなくても間に合うから、もうちょっと寝たほうがいいよ、と。
でもたまにです。
毎日が超集中状態だと心も体もちぎれます。
こんな日に反芻する言葉が自分の中にあるんです。
「世界は間に合うようにできている」

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