飲食業界は稼ぐのがむずかしいと言われてます。
実際にお店をやってみて学びがたくさんありました。
お店を始める前は、誰しも意気揚々と
縛られることもなく、自由な采配ができることに
心と胸を弾ませ開業を進めていくことでしょう。
データでは廃業率が年々高まっているのにもかかわらず。
例に漏れず私もそのうちの一人。
経験してみないとわからないことがあるものです。
今回のコロナショックで露呈されてるように、
業界の構造の脆さが明らかに問題ありです。
長らく景気も低迷してるため、
消費者の財布の紐かたくなってるのも事実。
大手の競争による安価な食事も増えてるため、
個人店も価格帯をそこに合わせざるを得ない現実。
慢性的な人手不足に、労働生産性の悪さ。
職人は作ることに夢中なため、
売り方や伝え方、届け方を知らなかったりもする。
嘆いているばかりではなく、
もっと飲食業界の価値を上げるためには
どうすればいいのだろうと考える。
時代に淘汰されていくものかもしれないけど、
何かいい方法があるような気がしてならない。
いいものや美味しいものを作ってる人はたくさんいて
その人たちに応援が集まるような
努力が報われるような
社会になったらいいなと思っています。
当たり前に、食べたもので体は作られていて、
時間や信用と同じように、健康もお金で買えない。
みんなが少しでも日々の食事に意識が向けばいいな。