価値観は常に変化していく。
単純に不足してるものに価値が生まれる。
戦争を経験してる人は、食べるということが大きな価値で、
おばあちゃんは、ちゃんと食べてるか、と心配してくる。
高度経済成長、バブリーな世代はお金に価値があった。
家や車や時計を指標に、自分の豪華さを競い合う。
お金持ちが成功という思い込みは、この時代の産物で
メディアがお金による成功を大々的に取り上げ、
今も多くの人がそこに向かい憧れを持つ。
時代は、インターネットの進化で世界中が繋がり、
SNSの発達と共に、価値は承認欲求に向かっていく。
自分の存在意義を周りから認めてもらうため、
いいねやフォロワーという数値化できる指標をもとに
行動するのは、もはやあまり意味がないことだと
一部の人は、気づき始めてるような気がしてならない。
長生きはするし、安定という言葉も信じられなくなって、
若者は仕事をやりがいや充実感で選ぶようになっている。
いくら給料がよくても、ストレスが多くて仕事を
辞める人は後を絶たないほど選択肢も増えている。
ストレスは心も体も蝕んでいく。
時代は確実に心の豊かさに価値は向かってる。
自然はただそこにあるだけで美しいと感じれるように、
社会が作った思い込みや幻想から解き放たれると、
充実した人生を送れるようになると思っている。