個人が意見を自由に発信できる時代になった。
子供から大人まで、スマホひとつで世界とつながる。
SNSをはじめ、口コミやレビューにチャットツール。
言葉のリテラシーがなくても、発信ができるようになった。
いい言葉も悪い言葉も、多くの人の目にさらされる。
質の悪い言葉を放つ当事者は、さぞかし快感なのだろう。
悪口や陰口がなくなることはない。
質の悪い言葉を受け取った方はどうだろう。
誹謗中傷が社会問題にもなっている。
なにげない一言で、心に深く傷がつく。
なにげない一言が、受け取る側に溜まっていく。
なにげない一言は、人を死にすら追い詰める。
悪口を言った人は自覚すらないのは厄介の極み。
自分の正義感を相手に押し付ける。
自分の世界観を相手に押し付ける。
これだけ多様で正解のない時代においても。
嫌いという感情は無知から生まれる。
知る努力もせずに頭ごなしに相手を否定する。
賢い人は決して人の悪口なんて言わない。
自分の貴重な時間を、嫌いな相手に使いたくないから。
悪口を言うことに、なんのメリットもないから。
自分の意見で誰かの人生を変えようなんておこがましい。
干渉ほど人生の無駄使いはない。
自分を変えれるのは自分だけ。