心を失わないために

人間は社会に存在してる限り、どうしても

周りと比べたり、評価したり、あれこれ詮索したりと

無意識的にしてしまうもの。

インターネットでつながることが容易になったので、

より余計な情報が可視化されている現状。

羨望や憧れがいいモチベーションになればいいけど、

節度のある状態を保つのが難しい。

いいとか悪いとか、好きとか嫌いとか、

そう判断したところで、自分の状況がすぐに

変わるわけではないから、ただの妄想に過ぎないし、

そもそも合理的ではない。上には上がいて、

それらの欲を満たすことは極めて難しいから。

だから頭を悩ましてる時間がもったいない。

なんて偉そうに言える立場ではない。

ついつい負の思考サイクルに頻繁に捉われてしまう。

一つの原因としては人間だけが持つ承認欲だろう。

誰だって認められたいし、褒められたいし、愛されたい。

すべての悩みがここにあるのではと思えるくらいに。

ありすぎても他者に優越感やプライドを与えるし、

なさすぎては負い目や劣等感につながっていく。

そこにあるものを、あると認識するだけにとどめておく。

要するに、事象に反応しすぎない方がいい。

無常観、人の心は常に何かを求めつづけ、

渇きつづけて移ろい消えていくもの。

心とはそういうものだと肯定すると少し楽になる。

知ること、確認すること、理解すること。

何よりも自分が納得できることを基準として、

自分が目指すべき目的に集中してあげたい。

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