いちからはじめるつもりで

準備はしてもしてもしきれない。

できないこともたくさんあるけれど、営業しながら軌道修正していくのが良さそう。

完璧でなくていい、ちょっと不完全なくらいが変化にも対応しやすい。

そんなことを言いながらお店を始めてから7年、他店に比べたら中身のないことかもしれない。

自分でも続いていることが不思議なくらい。

ただ必要な時間だったなとは思う。

人は傷ついて苦しんで悲しみを背負ってこそ相手に優しくなれると誰かが言っている。

むしろそうでないと本当にいいものは作れないとさえ誰かが言っている。

過ごした時間、得てきた経験、すべての過去は未来への伏線だと解釈できるのも自分の心の持ちよう次第。

何がよくて何がよくないかの最終判断も自分に委ねられている。

みんなと同じことをしたくないという性質は、大抵においてやっかいなことだけど、時にだれにも真似できない世界観を作ることができる。

そういう意味で今のお店は他ではないようなものを作れている自負は少なからずある。

変わらず支持してくれるお客様もきっとその辺を理解してくれている。

人気だからとか、メディアに取り上げられているからとかで利用する人はほとんどいないだろう。

唯一無二な存在、やっぱりそんな褒め言葉の方が心地いい。

時間を味方にすることの意味。

口コミで広がるネットワークは時間こそかかれど、信頼が含まれている分、育つと強度がある。

文化作りとは地道な積み重ねを続けた上にこそ出来上がっている。

すぐに成果のでない道のりではあるけれど、少しずつ進んでいる実感もまた心地いい。

個人事業主はすべての活動が仕事であり休みでもあるような感覚だ。

ただ自分の人生の時間を他者に切り売りしてるのではなく、全部自分に返ってくるのだからいいことも悪いことも責任を取らないといけない。

今も刻み続けている秒針は何のためにあるのか。

まっさらな状態でいちからはじめるのではない。

いろんな経験の後でまたいちからはじめることに意味が潜んでいる。

そんな気概で挑みたいと思う。

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