不都合なイメージ

往々にして、人は相手を見た目で判断してしまう。

しかもそれは人それぞれ受け取り方が違って、

今まで見てきた過去の経験則に当てはめようとする。

思い込みや先入観の影響力はとても大きい。

でも大体は内面にあるものも外側に溢れるものだから、

そうそう外れることはない。

MEEKで言えば、こだわりが強くて、丁寧で、暗くて

変な人だと思われていることでしょう。きっと。

健康に気を使ってそうだけどファーストフードも食べるし、

家ではだらしないし、昔はタバコも吸っていた。

そんなイメージとのギャップは、

誰しもにきっとあるのではないでしょうか。

イメージだけで全部は判断できないと頭でわかっていても、

イメージで判断してしまいがちなことが、

時に困ったことを生んでしまうこともある。

これは小さいお店あるあるなのか、

同業者さんからこんな悩みをよく聞く。

誰にも頼まれてないけど代弁してみよう。

流行ってる(売上がいい)わけではないのに、

流行ってると思われて距離を取られ、気を使われてしまう。

飲食業は特に一年を通して売上に波があるし、

一日で見ても時間帯で来客に波がある。

集中してる時間帯だけが噂になったり、

お店側が発信する「完売」や「閉店」の言葉だけが

切り取られ忙しいイメージが勝手に作られる。

不思議と「いつも並んでる」とか「流行ってる」は、

いいのか悪いのか口コミとして広まりやすい。

まあたしかに、いつも暇そう、より話題にはしやすい。

小さいお店は、何かとこだわりと妥協のバランスが

むずかしいのは自分の経験からも大いに共感できる。

そしてそんなジレンマを解決できるような、

発信をして理解のあるお客様が増えたらいいなと思う。

例えば可能な限り、食事のピークタイムをずらして

来店するだけでも、ゆっくり食べれるし、お店側も

慌てなくてすむし、互いにメリットがあるような気がする。

思い込みや先入観を少しでも解放してあげることで、

よりよい世界が広がるような気がしてなりません。

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