比べていいこと

どうしても、どうしても周りと自分を比べてしまうのが人

間の弱いところ。

それが無意味なことだとわかっていたとしても、この社会

に生きている以上は何かしらの影響を受けてしまう。

社会的な地位、収入、容姿などを主に他者の価値を計って

いる人はきっとたくさんいる。

絶対に違う、絶対にそんなことない。

人の価値なんて数値化できない。

存在価値は人類みな平等であってしかるべきだ。

人より劣っていると思うことで悩みが生まれたり、コンプ

レックスが生まれて自己肯定感が低くなってしまう。

容姿に関して言えば、絶対的なカッコよさや可愛さなんて

存在しないのにメディアが勝手に基準を設けて、美の基準

はこれですよと提示してくる。

どんな人も無意識下で飛び込んでくる情報に影響を受ける

ので、ある意味洗脳されているだけなのに。

そしてその方が売れるからという社会システムの構造にな

っているのが仕方ないことなのか、そうでないのか。

集合的無意識(はっきり認知してるわけではないけど、無

意識下で多くの人々が求めていること)の作用が働いてる

のかもしれないけど、なんとなく腑に落ちない。

周りと比べることがモチベーションの源泉になるのならい

いけど、苦しんだり執着してしまうのはやっぱりよくない。

上には上がいる。どこまで上にいったとしても、もっとも

っとと欲も出てしまうのが人間の性(さが)。

人生の大切な時間やお金を周りと比べることに費やしてい

ないか。

比べるべきなのは過去の自分。

少しでも成長してるならそれだけでじゅうぶんなはず。

書店に並ぶ雑誌の表紙を飾る豊満な美女たちを見てそんな

ことを思ったのでした。

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