俯瞰して見ること

歴史を勉強するといかに人間の行動様式が時代や社会のルールに規定されているかがよくわかる。
ついでに言うと、人間の意志って存在するのかとさえ思う。
宇宙の秩序に踊らされてるというか、弄ばれてるというか。
世界を俯瞰して見ることで物事の捉え方は随分と変わる。
人類の歴史から見ると一人の人生なんて儚いものだし、蝉から見ると長寿でしかない。
時間というのは相対的なもので人によって捉え方によって、認識次第ではいくらでも変えることができると思う。
普段はあまり振り返るということをしないのだけど、なんとなくそんな兆しが今訪れている。
今までに読んだ本、身の回りの整理、過去のこと、捨てれるものは捨てて身軽になることで、新しい情報も入ってきやすい。
そして次にやるべきことも見えてくる。
あれもこれもしないといけないと思い込んでいると、どうしても視野が狭くなってしまう。
たいして集中力もないのに時間だけとってやった気分になっていたこともけっこうあった。
例えば本を読んだ気分になって内容がぜんぜん身についてないとか。
時間を区切って短時間で集中する方が効率がいい気がするという最近の発見。
いろいろと詰め込み過ぎてたなあという反省。
有益と無益の配分がむずかしい。
自分をよく知ることは余裕がないとなかなかできない。
時間を作って自分史を俯瞰して見ることで、自分のキャパシティを再確認した。

関連記事

  1. 時間をかけて

  2. 続けていられる

  3. わかっていても

  4. 両立の道

  5. 情報多すぎ問題の糸口

  6. 挑戦のめぐみ