不意に混じり合うとき

久しぶりの営業でした。
いつもとは違う世界に行っていたので、ちゃんとできるか緊張しました。
料理をはじめてからずっと体を動かしてきたので、やっぱりお店で何かやってる方が落ち着いたりします。
がんばること、ゆっくりすること、どちらもあるからちょうどいいのです。
普段はこじんまり営業をしているつもりですが、ちゃんと情報を見てご来店してくださるお客様にはとても感謝しています。
これだけ情報が多い社会において、小さなお店のことなんてサッとスクロールされてもおかしくないのに、わかって来てくれている人がいることは嬉しいことです。
そんな中でこんな辺境な場所をフラッとのぞいてくる人もいます。

隣のお店の予約までに少し時間があるからドリンクだけでもいいですかとカウンターに座る男女。
ビールとラテをご注文。
我慢できなかったんですね、と談笑する。
およそ普通に過ごしていたら出会うことはないであろう世界にいるようなタイプの二人。
滅多にそんなことはないし、受け入れた自分も不思議な感じがしたけど、なんとなく不意に始まった出会いがおもしろいものに思えた。
宝塚に精通していない二人にどうやってお店を調べて選ぶのかと尋ねてみる。
「宝塚 寿司」「宝塚 ディナー おすすめ」
なんて検索をするらしい。
なるほどたしかに、知らない土地でごはん屋さんを探そうと思ったら、それくらいざっくりとした検索になるのも頷ける。
これは想像でしかないけど、二人はきっとそこまで食事に関心はなく、同じ時間を過ごせる場として食事と関わっている。
そんな時期が懐かしい。

それが悪いということではなくて、同じ人でも相手によったり、シーンによったり、場所によったりといろんな形でそれぞれの人が食事と関わっています。
そんな中でも食に対して同じ趣味嗜好な人が集まれば、もっと居心地がいい場所になるだろうなと思って作っているのがREATABLEというサイトです。
サイト作りも大事、お店作りも大事、相互の関わり合い。
不意に出会える出来事は新しい気づきを与えてくれます。

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