はじめてを振り返って

初めての試みであったシェア店舗。
オープン日だったので一緒に参加して様子を見ていました。
借り主さんの緊張が伝わってきます。
自分でお店を始めた頃が思い出されます。
わからないことだらけの中、決めないといけないことが山積みです。
実際の動き方、商品のレイアウト、BGM、紙袋の大きさ、その他もろもろ細部にわたります。
決断という行為はかなりのエネルギーを消耗するので、オープン前から疲れていたことが懐かしいです。
そんな風に余裕を持って思えるのも、ある程度の経験をしてきたからこそ。
客観的な視点で自分のお店を眺めることができたのは新鮮な気づきでした。

何においても始めから完璧にできることなんかなくて、お客さんの反応を見ながら、声を聞きながら、聞きすぎても自分の軸がブレてしまうので、ある程度は受け流しながら改善を重ねていく。
数年やっていてもいまだに何が正解かわからずに悩んでいるくらいなので、お店も人生もきっとそんなものなのでしょう。
常に試行錯誤しながら大変でしかない仕事なのですが、お客さんの喜んでくれる反応がそれはもう魔法にかけられたようで、大変以上のお返しをいただけるわけです。
遠くから自分のお店を眺めていて、借り主さんも同じ気持ちになっているだろうなと思っていました。

あと、お店の内装をシンプルにしておいたのはよかったです。
そこまで個性的ではないので、ある程度自由にカスタマイズしても違和感がなかったので。
まだまだ未知数ですがシェア店舗というのはおもしろいかもしれません。
いろんな人が集まることで場にもエネルギーが生まれます。
一人ではできなかったこと。
やってみないとわからないこと。
いずれにしても選んだ道を軌道修正していく、ということには変わりありません。

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