評価とエモーショナル

どんなことにおいても感動する対象にはどこか言語化できないような作り手のエモーショナルな部分が含まれているように思う。

作為的でないもの、内側から湧き起こる感情、無意識から生まれるエネルギーといった感じ。

そんな現象をエモい、と呼んだりする。

エモさというのは不思議と相手に伝わる。

特にライブであることが重要だと思う。

音源で聴く音楽よりもライブで聴く音楽、コンビニごはんよりも飲食店のごはん。

リモートワークが流行っているけれど、人と人が心を通わすにはやっぱりライブで会う方が無意識的に受け取ってる情報が多い。

顔の表情や声の抑揚、人間は身体全体を使ってコミュニケーションしている。

気持ちや想い、みたいなものは量子力学でも実際に波動として解明されてきている。

エモーショナルは意図してコントロールするのがとてもむずかしいと思う。

真剣さや本気、みたいなものは言葉では簡単に言えるけど、実際にそれを体現するためには邪念を消して心の底から思ってないとけない。

邪念とは他者評価というニュアンスで使っている。

周りからどう思われるか。

嫌われないかどうか。

誰だって認められたいし褒められたいのが本望だろう。

それ以上に仕事や社会というのは他者評価によって成り立っている。

お客様のニーズに応え製品なり作品を作る。

相手が喜ぶこと、相手に楽しいと思ってもらえること、を考え抜く。

でもそればかりになってしまうと、どこか中身のないものができてしまう。

そしてそれは不思議と相手に伝わる。

料理は作り手のエモーショナルが顕著に表れると思っている。

適当に作った料理、心を込めて作った料理、食べるだけでわかったりする。

他者評価を意識することも大事、評価を気にしない自分の内側から湧き起こる気持ちも大事。

クリエティブにおいてそのバランスの淡いは永遠のテーマだと思う。

関連記事

  1. 心も体もテイクオフ

  2. 対面の温度

  3. これからの履歴書

  4. コミニュケーションとしての食

  5. コース料理とは

  6. わかるとうれしい