エッセイ
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振り返る大切さ
道は必ずどこかにつながっている。道は全国の隅々にまで広がっている。それを作った人、人間ってすごいなと思う。人間の何倍…
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かもめが教えてくれること
かもめが気持ちよさそうに空を飛んでいる。いや、気持ちいいと思うのは人間の視点であって実際は大変なのかもしれない。ずっ…
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表現の課題
何かを表現するにしても、どこを見てほしいか、何を受け取ってほしか、どう評価してほしいかは作り手によってきっとそれぞれ…
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料理という職業
料理は基本的に誰でもできる。手順通りに作れば誰でもできる。誰でもできることなのにそれが仕事になることがはじめは不思議…
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護るために作る
朝霧に包まれた山道を登っていく。雨の残る木々、湿った空気、鳥たちの囀り、静寂、人の気配はまったくない。雲の中にいるよ…
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朽ちること寂びること
都会から少し離れただけで空き家や空きテナントの張り紙がちらほら見えてくる。無理もない、否応なく日本は人口減少が進んで…
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美徳と美意識
美徳とは、人として望ましい立派な心のあり方や行い、と書いてある。きっと本来の意味ではそうであって間違いがないのだけど…
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わかっていても
社会や世間、お客さんというのは実体のないもの。にもかかわらず人は、どう見られているか、どう思われているか、を気にして…
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心を通わすこと
飲食業界は過酷な労働環境だ。手作りである以上はどうしても作業に時間がかかってしまう。効率や生産性を高めるには限界があ…
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自然体でいるために
世の中は作為に満ちている。メイクもステータスもブランドも他者からどう見られるか。相手にこう思ってもらおうと与える側が…
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やりがいのあること
この世の中には“やりがい”というとても人間的な本能を刺激するやっかいな概念が存在する。エッセンシャルワーカーと呼ばれる…